医薬品と関わらない企業も選べた薬剤師の転職

薬剤師の資格を取ったからには

薬剤師の資格を取ったからには医薬品と関わっていかなければならないという義務感がありました。
医薬品に興味があったから薬剤師になったわけではなく、学問として化学や生物に興味があったことから、それを両方学べるという理由で薬学部を選んだのが私の特徴でしょう。
なんとなく流れがあったのと、資格を取得することにしたからというのもあって、卒業して薬局に就職しました。
ファーストフードやコンビニでバイトをするのを楽しんでいたので、その延長線というイメージで薬局の仕事も楽しかったのですが、医薬品に関わっていくという重さを実感する事件があって転職を考える様になったのです。
調剤ミスをしたというわけではなく、単純に処方してもらった薬が効かないということを訴えかけられただけのことと言えばそうだったかもしれません。
しかし、まだ働き始めて半年も経っていなかった自分にとっては衝撃的な事件であり、古い薬を渡されたから効かなかった、訴えるとまで言われてどうしようもなくなってしまいました。
結局はベテランの薬剤師に出てきてもらってその場を凌ぐことはできましたが、それ以来、職場に出てくるのが怖くて仕方ない状況になってしまったのです。
もう医薬品に関わりたくないというのが本音でした。
それでもしばらくは薬局に勤務していたのですが、どうにも服薬指導をするのが恐ろしくて休みがちになってしまいました。
このままではいけないと思いつつも職場に足を向けられないことが多くなり、転職してしっかりと働けるようになろうと考えることになったのです。
薬剤師の資格を持っているのでそれをある程度はメリットにして転職できないものかとも考えました。
必然的に目を向けることになったのは薬局でも病院でもなく、企業を選ぶというものです。
ただ、製薬メーカーで働くというのも少し不安があり、他の道はないかと考えていました。

薬剤師の資格を取ったからには薬剤師向けのキャリアコンサルタント